支付宝のセットアップ 〜銀行口座の登録
銀行口座の登録
個人商店でのQRコードスキャンによる支払いや、個人間送金を行えるようにするため、銀行口座の登録を行ってみます。
ここで注意すべきは、一番最初に登録した銀行口座の姓名登録情報が実名登録情報となります。これは後から変更出来ないため、登録する銀行口座の姓名登録情報に注意しましょう。
外国人の場合、銀行口座の姓名登録情報のパターンは以下の3つです。
- IIJIMATSUYOSHI(姓名スペース無し)
- IIJIMA_TSUYOSHI(姓+スペース+名)
- TSUYOSHI_IIJIMA(名+スペース+姓)
今は大体どこでも(姓+スペース+名)となるようですが、昔は(姓名スペース無し)が一般的でした。
個人的には、もし複数の銀行口座を持っているのなら、「IIJIMA_TSUYOSHI(姓+スペース+名)」のパターンの口座があるならそれを最初に登録した方が良いと思います。
今回は平安銀行の口座を登録してみます。
下メニューの「Me」(我的)から「Bank Cards」(银行卡)を選択し、「+Add cards」に進みます。
ID TypeはMainland Identity Card(中国身分証)ではなくPassportを指定します。
名前(Name)とパスポート番号(ID No.) と電話番号を入力します。
このプロセスは認証なので、ここで入力する情報は銀行口座を作成する際に銀行側に登録した情報と完全に一致している必要があります。
もし既に別の銀行口座を登録していて自動的に表示されてくる姓名登録情報と異なる場合には、ここで編集して今回の銀行口座の登録情報に修正してから登録することが出来ます。
電話番号も、支付宝アカウント作成に使用した電話番号ではなく、銀行口座に登録されている電話番号を指定して下さい。銀行口座に登録されている電話番号が失効や紛失等でSMS験証番号を受け取れない場合には登録出来ません。銀行の窓口に出向いて電話番号の登録変更手続きを行う必要があります。
Agree And BindCardを実行するとSMSで験証番号が届きますのでこれを入力し認証して下さい。
正しく認証出来ると銀行カードの追加が完了します。
ID情報の登録
銀行カードの登録が完了すると、個人商店でのQRコードスキャンによる支払いや個人間送金を行えるようになるのですが、ID情報の登録をしないと支払い元にウォレットを指定出来ません。(銀行カードから直接支払うことは出来ます)
なのでID情報の登録を行います。既に中国の銀行口座を登録しているのでパスポート画像をアップロードしての認証は必要ありません。パスポート情報を登録するだけです。(どの程度でたらめな情報を登録しても通るのかは試していません)
Meのタブの一番上の青い部分をタップすると「My Accout」メニューに進めますので「Identity Verification」を選択します。
Coutnry(Area)にJapanを指定し、ID TypeをPassportに変更してパスポート情報を入力します。
これで支払いに関する全ての機能が使えるようになりました。
こちらから金額を指定して送金(Scan/扫一扫)
相手のQRコードをスキャンし、こちらで金額を指定してウォレットから1元送金してみます。
一番上の青いメニューの一番左、Scanをタップします。中国語のメニューにしている場合には扫一扫です。
スキャナーが起動したら相手の提示したQRコードをスキャンします。
MethodはBalance(ウォレット)を指定します。当然ですがウォレット残高が送金金額に足りない場合には指定出来ません。
支払いパスワードを入力して送金を実行すると即座に相手側に着金します。
以上で支付宝のセットアップは完了です。